癖の少ない広角レンズ、GF45mm F2.8 R WR


GFXのレンズを多々扱ってきましたがどのレンズにしてもかなり大きくなり、コンパクトなものを選ぶと暗いレンズになったりと選択にはいつも悩むものです

以前もGF50mm F3.5に手を出したもののやはり最悪でもF2.8スタートからでないと使いにくいということもあり私の中に定着はしなかったのですが最近新しい単焦点レンズであるGF45mm F2.8 R WRを導入しました

結論から言うと癖の少ないオーソドックスレンズといった感じですが簡単に数ヶ月使った感想を書いていこうと思います

GF45mm F2.8 R WR

GF45mm F2.8 R WRは35mm判換算で36mm相当の広角レンズであり、重量がたったの490gと軽量コンパクトなので使っていても軽快に動けるのがメリットでしょう。実際に、一番小さいレンズであるGF50mmと比べても遜色ないレベルなので比較してみると少し広く撮れて明るいGF45mmを選ぶ方が得策に思えます

GF35-70と比較した結果はこちら。流石にGF35-70の方がコンパクトではありますがそこまで大きな差ではありません。写りの差以上にGF35-70は暗いところだと使い物になりませんので光源が限られた環境でGF45mmは輝くでしょう

 

作例

何はともあれ作例をということなので載せておきますが本当に癖のないレンズで線が細く、使いやすいレンズです。逆にいうと特徴的な描写ということではないのでつまらないと思うことも多いレンズだと思います。私も環境が限られている仕事の撮影のために購入しましたがプライベートワークで使うようなレンズにはあまり思えていません

中古だと10万ほどで購入できるレンズなのでとりあえず持っておくのもいいかもしれません。あとは好みの問題で個人的には換算35mmは少し広く感じてしまうので中々難しいところです

AFも速度も悪くなく、GF35-70より少し遅い程度でしょうか。GF80mmのようにAFにストレスを感じるようなレンズでないことだけは確かです。逆光耐性も高いのでGFレンズにおける基準的な一本と言っても差し支えないでしょう

 

オーソドックスを、征く。

特徴は薄いけれど癖の少ない間違いのない一本でした。このコンパクトさのレンズになるとGF35-70,GF50mmと悩む場面は多いとは思いますが個人的にGF35-70と合わせて所持してもいいレンズのように思えます

このレンズはメインになるようなレンズではなく3本所持する中の1本といった運用方法が一番光るかもしれません。自分の中でも自慢になるような一枚は撮れてはいませんがそれもまた癖の少ないこのレンズ特有なのかもしれません

とりあえずGF80mmかGF110mm買った後にご検討ください。まずはそちらからだ

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